第三回デジタル南砺研究会が開催されました

12月21日、第三回デジタル南砺研究会が開催されましたので、当日の内容をまとめます。今回は静岡県裾野市でも運営中のデジタル裾野研究会の方にご参加いただきました。実際の現場の様子から具体的な事例として参考になったかと思います。

0.あいさつ

1.関本先生あいさつ

2.デジタル裾野市研究会

裾野市紹介

裾野市現状

・人口減少 5.2万を切った

・財政   歳入は減収傾向

・公共施設 10億円/年

データ活用のまちづくり

・昨年度から利活用開始

・職員の人材育成 データアカデミーの開催

・市民向けのデータ活用セミナー

デジタル裾野研究会

・市の課題を明確にする

・市だけでは足りないデータやノウハウを補う

・施設、立地、交通、観光・産業、道路

目標と課題

これからの市役所

・市民や企業などとのプラットフォームであること

・足りない部分は東京大学など専門機関からの支援を受けられるように

・他団体との連携、デジタル南砺とも今後情報交換したい

質疑応答

・研究会メンバー、市民の関心具合は?

→アンケートの結果、今まで知らなかったことがわかったとか、必要性を感じてもらっている。セミナー40人くらい、少しずつ機会を作りたい

・民間や効率性のある団体からも参加していますよね?

→起業支援や観光協会などにも参加してもらっている

・市役所の中で、データ活用のインセンティブを持てるようになったきっかけは?

→個別計画が根拠をもって進められていないというような時に、担当課にとってもメリットがある、全体の職員自体も研修をやった時に人事制度で認定制度を作ってモチベーションアップなど狙っている

3.南砺市MCFシステム運用開始の報告

10月1日より運用開始

日々改善するため課題管理を行い対応

オンラインユーザーインタビュー 11月26日に開催

 ・システムの使い勝手をユーザーにヒアリング

 ・機能改善要望など聞いた

 ・改善の提案や感想が10項目ほどあがった

次期リリース

 ・CSVデータエクスポート

 ・休日一括設定

 ・コスト入力 など

利用状況入力画面 修正箇所の説明

 ・PCからExcelのように使いたいという要望も多かったので対応した

ログイン状況

 ・ログイン率82%

 ・発行アカウント数102

質疑

・オンラインでの研修や細かな対応ありがとうございます、行政としてはこの先を考えていく。

→このシステムは入れていくこと、さらにどう活用するかを考えないといけない

・裾野市ではどうか

→各担当が入れないので行革部門で別のExcelで集めて、システムに入れている。二度手間だし、システムを入れて見てないので現状把握もできない。この先、裾野市も関心がある。

4.長期居住のエージェントシミュレーション

シミュレーションの概要説明

精度の向上

・2010年から2040年の推計がうまくいかなかった

・普通の将来予測モデルは、昔のモデルが無いので現状を起点として将来を予測する

・シミュレーションは世帯で行っている

・世帯のデータは実測値1980年から

質疑

・世帯の転入出のトリガーあるのか?

→実測値から想定

→80代と30代では転出率が違うなど

・政策の影響を評価できるのか?

→まだできそうなデータが見つかっていない

・世帯推計モデルのシミュレーション興味がある、データの精度向上期待している、会話の中でただ話すのとデータがあるのはだいぶ違う

5.アンケート速報

MCF南砺市版をつくり公開

グーグルアナリティクスから分析

・900以上のセッション

・3000以上のPV

・1分以上の滞在

・医療、学校、公共施設が見られたシナリオのTOP3

・アンケートまでたどり着いた割合 76% 545/903

・アンケート回答した割合 39% 回答数:254

アンケート結果からの考察

・だいたい満足、満足が70%

・予想と違ったは30%

・引っ越したいは18%程度、条件さえ整えば住み続けたい人も多かった

・病院や診療所が近い

・第二次公共施設再編計画の認知度 知らないが79%

・どういう情報がインセンティブになるか 住み続けるための支援制度を半数が希望

・利用状況の定期的な配信、終了支援も知りたいという人が少なからずいた

・アンケート回答者、南砺市民では無い人が43%

・回答者の年齢、圧倒的に10代が多かった

質疑

・できる限り多くの方からアンケート集めたいと思いました

→いまからでも遅くないので!

6.デジタルシティプラットフォーム

・デジタル地図上に出せるデータを集めてマッシュアップする仕組み

・3D点群データや航空写真など

・裾野市にフォーカスして可視化行った、南砺市版にもシミュレーションの拡張など行う

質疑

・城や道の情報入っているが、道路拡張や保守いつしたか橋梁の耐震補修などそこらへんも入りますか?用水路までつなげれば使える

→徐々に細かくなっていくと思いますので、ぜひご協力いただきたい、市役所のほうから何かありますか?

→現状少しずつなので今後他部署との検討を

7.南砺未来支援センター

概要

・小規模多機能の検討に良いのでは

・協働のまちづくり支援会議今年の4月に設立

・同時に支援センターも設立

・市が大きくなったので改めて住民自治を取り戻す、この動きを支援

・協議会の支援や協議会と市民との関係づくり

・小規模多機能自治の認知拡大

・富山大学と連携し地域でコミュニティビジネスを開始

・各協議会の困りごとを集約して対応していきたい

小規模多機能自治とは

・広さを旧小学校区を想定

・友達の数(150人くらい)

・それぞれの地区で自分たちの地区を運営

・例えば空き家対策

・住民自治、自分たちでやる

・今の住民も将来の住民も幸せであることを目指す

・住みよさの向上、若者や女性を増やす

・地域の良さを伝えていく

デジタル南砺への期待

・地区別データの解析(31地区)

・若年女性の変化

・交通網の変化

・就職先

.用水路事故について 大西教授

アウトライン

・富山県用水路事故年間184件、多い

・80%65歳以上

・狭くて浅い用水路で何故亡くなるのか?

 ・水涯線、人が住むエリア100m以内ほぼある

 ・上流側に頭を向けると冷たい水を浴び続ける、これが死因になる場合もある

 ・人間が落ちると水かさが増して危険な水位になる場合も

 ・高齢化で確率が高まる傾向

・対策

 ・ふたを置く

 ・児童を入口に高齢者啓発

  ・孫から危ないと言われると聞き入れる

  ・小中学校には教育のチャンスがある

  ・こどもから啓発を

9.市長から一言

・デジタル研究会の位置づけ大切

・来年以降今年のことを踏まえて次のステップへ

・必要なデータを出せるか、横ぐしの動きが必要