第二回デジタル南砺研究会が開催されました

資料の確認(まとめる専門家・松本)

開会挨拶(東大・関本)

・研究成果の報告
・現場の課題感のすり合わせも必要な部分あれば

出席者の確認(資料2)

今回から参加される方

  • 南砺市 交通施策 林さん
  • 南砺市 地方創生 亀田さん
  • 北陸電力 松坂さん
  • 南砺市 山下さん

オブザーバー

  • 東京海上 小宮さん 馬場さん :地方創生、ビジネス通じながら考えていきたい
  • NICT 柏岡さん 稲丸さん

前回議事録確認(資料3)

<省略>

公共施設管理システム運用開始の報告(資料4:東大・小俣)

システム運用

  • 利用状況やコスト情報を可視化した、財政シミュレーションのシステム
  • システム利用者の目的に合わせて、必要な情報を出し分けることが可能
  • 最終的にはマイシティフォーキャストに公開し、一般市民にも共有する
  • 10月1日から運用開始
  • 7月8月に行った操作説明会の後、99組織中12組織しかログインしていただけていない、今後しっかりとフォローしていかねばと思っている

質疑応答

清部さんから質問

コストが見えないのはなぜか?
→関本先生:今後南砺市側と検討していく
→森さん :コストは出します、WEBでも公表している
→関本先生:ログインしなくても見れるように
→小俣先生:現状、自治体職員すべて見れる、登録者は登録したものは見れる

山瀬さんから質問

これを利用することで、月次報告を紙で出してるのは無くなるんですよね?
→森さん :その方向

南砺市長期居住に関するエージェントシミュレーション(資料5:東大・梶原)

シミュレーション概要

  • 世帯ベースで南砺市の人口の変化を調べている
  • 世帯動向を1世帯ごとに追っていき、傾向からシミュレーションする
  • 何をもって住居を選択するかといった「意思決定モデル」を住居選択モデルとして採用

課題

  • MCFのシミュレーションはは500mメッシュと幅が広い
  • 5年単位でしかシミュレーションできない
  • 政策についても反映できない
  • 対策として、1年単位、世帯単位、住居選択モデルの導入(補助金の効果等が具体的に評価できる)を検討している

モデルの説明

世帯推移モデル

出生、死亡、移動をシミュレーションできる

住居選択モデル

何を基準に選ぶか、駅近、安い、など

補足・質疑

関本先生

  • MCFの現状WEB版は人口をメッシュで表現しているだけ
  • さらに細かく世帯ベースでエージェントモデルと呼ぶ、出生、死亡、転居、の情報を提供していく
  • シナリオがパラメータと連動してどう変わるか、それを政策として使えるように

山瀬さん

元になるデータの精度は?国勢調査と紐づけるのは難しくないのか?
   
梶原:建物データに床面積があり、国勢調査はもっと細かい、どんな世帯(家族)が住んでいるか?など、建物と世帯の確率分布で見ていく、ただし、国勢調査はその年によって調査項目が変わっていくので今後どうするかは別途検討

関本先生:前提として全国で使えるようにしたい、ベストは住基のデータ、ただ、そこにアクセスするのが難しい(個人情報保護の観点)

山瀬さん:集落が存続できるか、具体的なデータを提示されると住民も自分事にできると思う、期待している、行政は何も使っていない、そこに東大で割って入って、自分事にしてほしい

亀田さん:住基ネットのデータも、出せる部分もある、別途相談する

松原さん

どこで働くか、また移動のデータはどう得るか

梶原:なかなか手に入らない、住基ネットなど行政さんと相談、外で働くか、中で働くか、検討していなかった今後考える

亀田さん

移動興味持っている、どうデータを取ったらいいか、転出の時点で、理由を聞いている、ただし、必須ではない、転出はあまり書いてくれない、転入は書いてくれる人多い、若者の意識を追加していくということで、なんのデータが使えるか?

梶原:出生は、厚労省にあったと思う、移動は、東京と地方などで数値を変更して扱えるように考えている

市民へのリーチ・アンケートについて(資料6:東大・瀬戸)

いろんなセクターの方に、データをもとに議論していただくことと、できるだけ多くの市民の方に将来について考えてほしいということで、なんらかのコミュニケーションをとっていきたいと思っている

この研究会は2年間の予定、市民へのアンケートやワークショップ、研究の途中成果を使ったワークショップなど使って若い世代に掘り下げることを考えている

データはまだ荒い部分あるが、若い世代にリーチすることを取り組みたい、12月の研究会が次回あるので、それまでにアンケートに答えていただきたい

ブログからのアクセス、学校での取り組み、関連団体やコミュニティへの呼びかけ、来年度はワークショップも行う予定

目標人数

1200人を分類ごとの集めていく
・WEB
・呼びかけ
・福光高校の授業で

10月7日~次回の研究会前まで、2カ月間ほど期間を設けますので、アンケート回答をお願いします、シミュレーションの内容は、まだ細かい点相違あるかもしれないので今後方向性を検討する

操作説明

  • 例えば、医療機関があったほうがいいという人はリンクをクリックするとマイシティフォーキャストの地図が出てきます
  • アンケート画面に移動して回答
  • 表示画面、スマートフォンやタブレットでも見れるようになっている
  • アンケートの質問事項の紹介
  • 公共施設再編計画を市民が知っているか、なども確認する
  • 市が実施している過去のアンケートとの比較もできればと思っている
  • 誰が回答したかは、年齢性別ぐらいにしている、あまり聞かないように

補足・質疑応答

関本先生

  • 若者のマスにリーチすることが大事
  • シミュレーション内容が誤解を与えないように、内部では議論している

清部さん

専門学校など今後南砺に住む人たちのアンケートを取ってほしい

瀬戸:コンタクトできれば聞ける、つてがあれば紹介してもらえたら
亀田:私たちも一番できなくて困っている、市街の高校や専門学校に出ている若者からも意見がもらいたい
坂岡:街頭アンケートすればいい
山瀬:駅で聞いたらどうか
田原:中学生や小学生は何かしらアクションすればどうか、100%南砺市。高校は全域で活動しているので、市民としての意識は少ない、ただ、課題を持っていないので、知らせることから必要
田原:若い人にアンケートを取るなら、成人式がある、そこで案内を送ったりするので、QRコードなど送ればどうか
吉田:小学生や中学生に聞いても、答える術を持っていないのではないか?少しでもやってみてデータ化することは悪くはないと思っている
関本:40歳未満であればいいので、各地区の協議会など何かありますか(対象組織)
吉田:小規模多機能などへのアプローチが近いのではないか
定村:小規模多機能自治、28が地域づくり協議会、住民アンケート中学生以上全員取っている。協議会ごとに設問違うが、データを提供してもらえば(組み込めるのでは)アンケート結果は協議会ごとの集約している
田原:毎月、全ての家におしらせを配っている、そこに乗せればいいのではないか
亀田:こういうシミュレーションですというのを出してほしい
関本:冒頭に書くと重々しくなるので、場所は選び必要に応じてやっていきます

話題提供1「これからのCATVと地域の課題解決」(資料8:となみ衛星通信テレビ㈱・河合社長)

事業紹介

・5G、IoT、AIの時代
・地域の方とのつながり、プラットフォーマーになっていく
・通信と無線の時代へ
・自治体とのとりくみ、高齢者支援、防災訓練など、行っている
・ケーブルテレビ会社間の横展開もできる
・FMとなみなどのコミュニティラジオとの関係もある、NHKなどとも連携した全国初の防災訓練ができた
・ボランティア的に、悪質サイトに入っていかない講習会
・ドローンなど地域のイベントに出展
・IoT水位のセンサーをつかったデータの配信、水門の管理をしている
・ドローン、IoT、AIを使って雑草の管理を考えている
・ワイナリーの仕組み、IoTで気温や土壌分析を行い、雑草処理をロボットで行うなど、数年後においしいワインを作る活動など行っている
・30年間やってきたインフラの上で、ITで地域のおこまりごとを解決する方法をやろうと思っている
・TSTとして地域のお手伝いができることがあると思っている。BtoBtoX、やっていく

MCFへの意見

・社内で何人かで議論したが、500mメッシュは会社で使おうとすると使えない、町内や在所単位であれば仕事がしやすい
・個人的にも私の町内は今後どうなるということのほうがいいなと思う
・施設が切り口になっているが、便利さや施設の数だけだと、みんな引っ越したいということになるのではと個人的に思う
・誇りだとか、心のよりどころ、今のMCFでは500mメッシュでは測れないのではないか
・コンビニが遠くても、私はこの場所にいたいと思うことがあって、伝統文化や学校、そういったものが表現されればいいなと思います

関本先生

・オープンにすることを前提にしたので500mメッシュを選択した
・いい表現方法がない

河合さん

・娘高校三年生にアンケート届いたが、知らないような難しいことばかり、答えようがない
・同じ設問だとおそらく無理じゃないかなと個人的に思う

関本先生

・高校生以上、ある程度わかってくるところを設定している
・年齢層ごとのというのは難しいので、今後の課題

山瀬さん

・営農組合で使えそうなイメージも持てた
・田んぼごとのドローンを使ったことやっていきたいが、動けていないのでTSTと一緒にお願いしたい

河合さん

・水門でいえば、県に4つあるが、うちのが一番安い
・パッケージにして提供するのは我々の仕事だと思っている
・電波、5Gの時代電波でどうするか

話題提供2「南砺市の観光施策」(資料9:南砺市役所 ブランド戦略部 坂田主事)

活動紹介

・南砺市の観光資源
・交通インフラが改善すると、観光客が増える
・新幹線開業後増えている
・令和4年までに外国人1万2千人だったが、すでに達成した
・欧米系のお客様が五箇山に目を付けて遊びに来ている
・南砺市ではインバウンドに対応する組織をつくった
 ・魅力づくり→連携周遊ルート、体験商品サービス
 ・情報発信→プロモーション、統計の強化
 ・おもてなし→総合案内拠点つくり

課題

・滞在時間
・消費額
・個人旅行に向けた情報発信
・ターゲットを絞る→外国人といっても国によって趣味嗜好が違う、どうアプローチするか

MCFの感想

・市内の主要観光資源の比較を行った
・瑞泉寺周辺、人口が減る、木彫り職人をどう守ればいいか
・善徳寺周辺、人口の減少幅はゆるやか、JR線があるなど周遊できる、旅するように暮らすそういったライフスタイルか
・あいのくら合掌造り、0人になるという予測だが、移住者も増えている。予測では人口が減る地域でもユニークな資源を使うことで活路を生み出せるのではと感じた
・菅沼合掌造り、人口や移動にかかる時間の精度がちょっともったいないと思った
 
・研究会にお願いしたいこと
 →考えるきっかけを与えてくれるもの
 →この地域に観光客が一人増えたら、どんな効果があるか
 →現状から今後どうなるか、バックキャスト型があってもいいと思った
 →観光効果検証あいまいなので、こういったシステムでフォローできたらいいと思う
 →車を運転しない観光客に情報発信として使えないかと思った

南砺データセットの準備(資料7:東大・瀬戸)

・前回の振り返り
・前回から交渉が終わっていない部分があるので明日からいきなり使えるわけではないが、東京大学がある程度集計することで、皆さんには可視化したものを見ていただけるようにする
・皆さんが直接データをつかって分析できるようにすることをまとめてあります
・東大以外の関係者が、自分が持っているデータも含めて分析するニーズもあると思うが、ハードルが高いので個別の相談ベースで判断したい
・TDB(帝国データバンク)も同様、利用の目的が知りたい
・可視化までならハードルは低いと思っている
・1企業あたりいくらという実数も入っているので、省略して見せることも考えている
・個別データのハードルは、ゼンリンの建物データ
・研究利用なら使えるようにしてある
・次回以降、なんらかの集計結果の閲覧画面など検討していきたい

次回の議題、その他

・次回は12月20日(金)となっています
・話題提供企業などご相談させていただく
・その他ご意見ご要望聞きたいとおもっている、事務局からヒアリングなどお願いするかもしれませんが

各委員からひと言

馬場さん

地域公共交通網計画がはじまると思うが、より高度なまちづくりに関するコメントがいただければ

林さん

バス路線見直しなどしている、現状維持で考えている、バス停まで歩けないお年寄りをどうするか、考えながら取り組んでいる

閉会